岩手温泉の旅 時々県外

岩手県に単身赴任で引っ越してきました。暇ではじめた温泉めぐりで温泉のよさに目覚めました!

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夏油温泉 元湯夏油 岩手県北上市和賀町岩崎新田

●アクセス
国見平温泉に行った夜に奥州湖の近くでキャンプをして、
焼石岳の登山をしようと企てていたものの、
あいにくの空模様で途中で断念。
保険をかけていた夏油温泉によって帰ってきました。
盛岡からは大体高速を使わずに2時間、75キロぐらいあります。
県南に移動するときにいつもつかう県道13号線を走って、
途中で122号線に入って温泉を目指します。
夏油(げとう)という名前は、アイヌ語の由来だそうで、
アイヌ語で「崖のあるところ」という意味だそうです。
言葉のとおり、奥深い山間を進んでいくと県道の終点に夏油温泉があります。
途中で散策中の熊さんにも会いました。。


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宿の概観


●宿の雰囲気
湯治の宿という雰囲気です。
元湯夏油の敷地内にいくつもの湯治客が泊まるための建物があり、
一つの町のような様相を呈していました。
登山客や湯治に来る方など、朝10時近くでもにぎわっていました。
宿に入って日帰りと伝えると、
お風呂の説明をおばちゃんが丁寧にしてくれました。

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街のような雰囲気!

●風呂数
元湯夏油の魅力はなんといってもお風呂の数です。
7つのお風呂がありそれぞれ源泉が違うお風呂が楽しめます。
内湯は2つ、露天が5つあります。
内湯は2つの男女別のお風呂の他に、1つ女性専用の露天風呂もあります。
内湯にはリンス、シャンプー、ボディソープが備え付けられていました。

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七つの温泉があります! 

●お湯
7つも温泉がありますが、
そのなかでも宿のおばちゃん一押しの説明だったのが露天の「大湯」です。
お湯の温度が45度以上ある非常に熱いお風呂です。
入りに来た人もあまりの熱さでお風呂に浸かっている人はいません。
皆さん桶にお湯をためてかけ湯で楽しんでいました。
おばちゃんの説明だとかけ湯だけでも効果があるとのことでした。
硫黄のにおいがほのかにする無色透明のお湯でした。

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大湯の湯船

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川沿いにあり、雰囲気もよし。

他にも露天には、「目(女)の湯」「真湯」「疝気の湯」があり、
目の湯と疝気の湯がぬるめ、真湯が少々熱めのお風呂です。
足元からぷくぷく温泉がわいていました。
季節や気候で温度が変わるようなので、
次回行くときはまた状況が変わっているかもしれません。

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左が目の湯、右が真湯

内湯は、「白猿の湯」と「小天狗の湯」があります。
「小天狗の湯」の方が新しく、雰囲気が落ち着きます。
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白猿の湯の入り口

●混浴
内湯と女性専用露天風呂以外は混浴です。
タオル禁止、脱衣所は丸見えなので、混浴時間はほぼ男湯です。
立ち寄りの場合、午前中10時と11時に女性専用に露天風呂がなるので、
その時間を狙っていかないと残念な事態になりそうです。

●料金
700円/大人1人

●その他
700円で全ての温泉をめぐることができます。
また受付の奥に休憩所があり、休みながら入ることができます。
私の場合は、それぞれのお風呂にゆっくり入っていたら、
3時間ぐらいかかりました。 
時間に余裕をもっていくと満足度高めです。

●個人的評価
ロケーション 5/5
お湯質 5/4
雰囲気 4/5
秘境度 5/5
オススメ度 5/5
URL  https://bpb.opendns.com/a/mizuki.sakura.ne.jp/~geto/